移調楽器に挑戦!
こんにちは。
飯田市上郷にある、うたとピアノの音楽教室アリアです♪
ネットが普及したおかげでいろいろな楽譜や音源が手に入りやすくなっていますが、それでもピンポイントでこう!と思うと需要に合わせてアレンジの必要が生じたりします。この数日は、歌の楽譜をサックスとヴォーカル用にアレンジさせていただいてます。
ピアノも歌も楽譜の基準はドから始まるC Durハ長調ですが、管楽器の中には、移調楽器といってもともと○調が標準の音階として設定されているものがあります。実はサックスもそのひとつで、しかも音域によってソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックスなど、それぞれいちばん美しく響く音域で基準の調が決められています。
今回登場するアルトサックスはE♭管と言ってEs Dur、すなわち変ホ長調が基準になっています。かんたんに言ってしまうと『ドレミファソ』と書かれた楽譜があって、ピアノでそれを弾いたらドレミファソ、と鳴りますが、E♭管の場合『ドレミファソ』の楽譜をそのまま吹くと『ミ♭ファソラ♭シ♭』というEs Durの音階が鳴るように作られているのです。
...と、そんなことを頭で変換しながらのアレンジはとてもとてもとてーも大変!なので、全パート同じ調で作ってからサックスパートだけ移調しちゃいます👍
楽典の移調問題で難儀している生徒さんたち、こんなの役に立つの!?😤なんて思ってるかもしれませんが、知っておいて損はないのですよ…😭
でもアルトサックスは慣れてくるとわりあい楽でした。ドを書いてミ♭が鳴るということは、ヘ音記号で半音上げて記譜してると思っておけば実音がそのまま頭に浮かぶので。
とはいえ、やはり歌譜のようにはいきませんので、ミスがあってもご容赦を...そしてどうしても歌目線で作るのでサックスパート、地味かも。あとはアドリブ頼みです💦
(ちなみに写真でサックスを吹いているのはなんと20年前のわたし(笑)おそらく人生でただ1枚のサックスチャレンジの写真...実際音が出てたかどうかは記憶の彼方です!?)
音楽教室アリア
飯田市上郷
https://aria-music.localinfo.jp
0コメント