耳はだいじ
こんにちは。
飯田市上郷にある、うたとピアノの音楽教室アリアです♪
隣国からの留学生のレコーディングに立ち合う機会がありました。
日本に来てまだ数年だそうですが、声はもちろん日本語の発音がとてもいい!歌うとまだ日本語に馴染まない音があったりもするものの、実例を示してアドヴァイスしてあげるとちゃんと直る。
これって実はとてもすごいことで、耳で聴いた音の成分を無意識に分析して、自分のからだ(楽器)に置き換えて再現しているのです。普段から自分の声を客観的に聴けてないと、なかなかできないのではないでしょうか。
日本語で難しく独特なのが実は『う』の音で、使われ方によって殆ど発音されなかったり繋ぎの曖昧な音になったり、特にアルファベットで単純に『u』と変換してしまうと全く別のサウンドになってしまいます。
当然日本人にとっては逆パターンで、日本語ではない『u』を体得するのが、もう大変。
RとLとかBとVにも言えることですが、母国語で使い分けていない音やそもそも使われない音は違いが聴こえないという…
体得してしまえば違いもわかるようになるのですが、『u』に関しては油断するとすぐ日本語寄りになったり、意識しすぎて深すぎたり…からだの感覚だけに頼らず、作り出した響きを外から耳でとらえて修正していくことの大切さ、改めて実感させてくれた本日のレコーディングでした。
そんなわけで『u』は無事体得したわたしの次の課題は、違いが聴こえない段階の生徒さん方にどうやってお伝えするか。
いろいろ試行錯誤している最中なので、逆パターンで日本語の『う』をアドヴァイスするのはひとつの手がかりになったような気がします。
音楽教室アリア
飯田市上郷
https://aria-music.localinfo.jp
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