古楽デビュー
こんにちは。
飯田市上郷にある、うたとピアノの音楽教室アリアです♪
伊那市を中心に古楽の演奏会を主催されているムジカ・アンティーカINAのメンバーとして迎えていただき、イギリスの名匠ヘンリー・パーセルをテーマとした演奏会に出演させていただきました!
わたしが古楽器と初めてアンサンブルしたのは、大学生のころ。
母校の国立音大が古楽研究に力を入れ始め、また日本でも古楽が流行り始めた時期でもありました。よく一緒に夕食を作って行き来していた学友のひとりが古楽好きでヴィオラ・ダ・ガンバ(写真で中央あたりに写っているチェロのような楽器です)を習っていたり、話を聴いたりしていたこともあり、当時はそれほど大きな興味を持って参加したわけではなかったのですが、夏の集中講座で古楽実習を履修したのです。
そこで初めてリュートとチェンバロの伴奏をつけていただいて(リュートは竹内太郎先生、チェンバロは岩淵恵美子先生という今考えると畏れ多いコンビ!)、古楽器って、こんなに寄り添ってくれるんだ!?とびっくりしたことを覚えています。それまでピアノとしか合わせたことがなかったのと、当時まだピヨピヨのか細い声(歌のくにたちだけあって、そりゃあ皆さん立派な声の学友ばかりでした)だったので、グランドピアノと合わせるって声にとってはすごい重労働だったのだと目からウロコだったのです。
この時のウロコが剥がれたままだったら、古楽演奏はこんなに苦労しなかったかもしれませんが、その後コテコテイタリアンなフルオーケストラ仕様の発声をン十年鍛え続けて来たがために、それはまあ大変な準備期間となりました。
半年間きめ細かな指導をしてくださったムジカ・ロゼッタの原謡子さん&杉本周介さん、ありがとうございました!そして今後ともよろしくお願いいたします(笑)
古楽専門の奏者たちにたくさんサポートしていただいたコンサート、ゲネプロまで緊張しっぱなしでしたが、本番は楽しく歌うことができました。次回はもう少しアンサンブルに踏み込んでいけたらいいなと思いつつ…(実はすでに選曲が始まっています💦)
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