続ける楽しさ、難しさ

日々いろんなことがあり、記事に書こう書こうと思いつつ、ついつい間があいてしまう筆不精者です(;^ω^)

先日、地元で活躍する高校の同級生が新聞に大きく取り上げられていました。

全国的な経営者の会にも名を連ねてがんばっている彼女はとても頼もしく、会うたびによいエネルギーを分けてもらっています。

お父さまの影響でフォトグラファーを志し、若いころからいくつもの賞を獲得してきた彼女は、出産を機に地元へ戻り、いまでは経営者としての才覚を発揮しています。彼女がオーナーを務めるフランチャイズの店舗は、彼女がいてもいなくても、いつ行っても誰の接客を受けてもとても気持ちよく、ほっこりした気分で店を出ることができます。

（偶然にも店員さんのひとりは中学の同級生で合唱仲間でもありました♪）

そんな彼女と10年ぶりくらいに再会した時に言われた言葉があります。

「ひとつのことを続け通せることがすごい才能だよ」

当時わたしは、まだヨーロッパでもがいている最中でした。仕事こそ軌道に乗ってはいましたが、生まれ育った文化の違いや刻一刻と移り変わる世界情勢の中、やはり気の抜けない日々を送っていたのだと思います。同じく芸の道を志してきた彼女の心からの言葉にとても勇気づけられ、いまでも忘れることはできません。

じっとしていることが苦手で、ピアノもなかなか一曲弾き切れなかった小さい生徒さんが最近とてもよくがんばっているので「すごいね、がんばったね！」と伝えたところ

「がんばらなくても、たのしかったからできたんだよ！」

と、とてもすてきなお返事をくれました。

わたしたち芸の道を突き進む者は、もちろん『がんばる』をプラスしなくては足りませんが、『たのしかったからできた』こそ『がんばる』の原動力だと、生徒さんに改めて教えてもらった出来事でした。

それにしても同級生といい生徒さんといい、分析力高すぎやしませんか...！？