ペダルと身体のアクション

梅雨時から異音発生を繰り返していたダンパーペダルを徹底的にチェック&メンテナンスしていただきました。

調律師さんのお弟子さんにも診ていただいてだいたい場所もわかってるし、気候のせいか異音自体もだいぶ改善されたので、そうは言っても今回はチョチョイのチョイだろうと思っていたところ、意外に難航。何せ本体がよく響くようにできているお陰で、かすかな異音の発生源がどこかを突き止めるのもひと苦労なうえ、あっちを直せばこっちが軋み、まわり回ってさっき処置したはずのところがまた軋み…というイタチごっこで、ようやく解決するころには1時間近くが経過しておりました😅

主な原因は湿度変化によるフェルトの伸縮で生じる摩擦音だそうですが、たったひと踏みで稼働するペダルアクション、実は絶妙なバランスが成り立った上で均等に機能しているんだなあとしみじみ。

わたしは自分メンテで鍼治療にかかることがあるのですが、リラックスして感覚に集中していると、1箇所に固まっていた凝りが解されて、別の歪みポイントに移動して溜まっていくのがわかったりします。鍼師さんもプロですから言わなくてもそれらを追跡して各個撃破していってくれるのですが、身体と同じでピアノのアクションもそのように繋がり合っているのですね。

手間はおかけしましたが、各個撃破からの問題殲滅に成功して、調律師さんもスッキリした気分だったことでしょう。

わたしはスッキリしました!ありがとう!(笑)

Withコロナが提唱され、少しずつ演奏の仕事も戻ってきました。遠征や交流は慎重に、主催さまに宣材資料や原稿などお送りする緊張感も楽しみつつ、みなさまに素敵なひとときをお届けしたいと思います!

音楽教室アリア

飯田市上郷

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